老犬介護の体験
2019/06/28
足腰が立てなくなってオムツ生活1週間目の黒ラブちゃん。
majunでは健常犬のみ、お預りさせていただく施設なのですが
年間50日~100日ご利用いただき、
majunオープン時から利用いただいてることから
私たちスタッフとも阿吽の呼吸で繋がっています(*^-^*)
特別オプション対応で特別にお預りさせていただくことにしました。
8月で16歳になる黒ラブちゃんは元気に歩いていたのですが
ここ最近の外の環境も手伝って後ろ足が立たなくなりました。
オムツを付けてるんだからオムツ内でできるでしょ?
と、思われるかもしれませんが
外でし続けてきた子なので外の方が気持ちよくできるはず。
足腰の筋肉を少しでも使えるほうが良いはず。
大型犬となると2人がかり(;'∀')
でも、やっぱりウンチも出るし大量オシッコも出る(*^^)v
須崎先生いわく、筋肉さえ付いていれば立てなくなった原因を除去して
また歩けるようになる子も見てきてるそうです。
ただし筋肉が付いてなく、原因をそのままにしていれば
再び、立つことは難しいだろうと。
必ずしも!ではないですが希望が1%も無いのではないなら
1%に100%かける気持ちで居たいものですね(*^-^*)
車椅子という選択肢は最後にとっておき、お預かりしてる際は
保護しすぎず、なるべく足に負荷をかけるように意識しています。
負担をかけないではないですよ!
負荷をかけるんです(笑)
足は立てなくてもゴハンも良く食べるので排尿排便は変わりありません。
● オムツの中でウンチをしたら直ぐキレイにしてあげたい
● お外の空気だって変わらず吸いたいはず。
● 同じ方向ばかりで寝てると床ずれになるよな(◎_◎;)
● 方向を変えて色んな景色が見たいだろうなぁ
● 今の楽しみは食べる喜びだけだろうなぁ
● 好きな時に水も飲めないのはストレスだろうなぁ
● きっと心は折れてるんだろうなぁ・・・
飼い主さん、仕事などをしながら寝たきりの子のお世話をするのは
本当に大変なんだなぁと知りました。
ワンも大変ですが現実、飼い主さんの体力と精神力と必要コストが
健常犬の時とは全く違うことになります。
いくら気持ちはあっても、どこまで続けれるのか・・・
犬の足腰が丈夫であることは最優先課題
犬に合わせ過ぎず、飼い主が先導する関係が
極論、犬の足腰と大きく関わります。
なぜなら普段の生活が、お犬様になっていると
お散歩の時だけ筋肉が付くよう飼い主の言う通り歩きなさい!
なんて、ほぼ不可能だからです(笑)
だから普段から
●基本、犬の歩く速度に合わせた散歩はしない姿勢
●基本、犬が行きたい方向を選ばせない姿勢
●止めろ!と言えば、いかなる環境下でも止めれる
●マテと言われれば、ずっとマテ
●オスワリと言われれば、ずっとオスワリ
●飼い主に唸る、歯をあてるなんて論外
このような関係を作っていると
いざ、病気になったりして習慣を変えねばならなくなっても
犬が大きなストレスなく習慣の変化を受け入れやすくなります。
我が家の犬たちは私にとって本当に大切な子です。
彼らの為なら労力もお金も最優先、最大限にします。
ある意味、御犬様です(笑)
御犬様だからこそ、後々の事を考えるから
犬に主導権は握らせないんです。
この黒ラブちゃんの飼い主さんは忙しい中で時間を作り
若い時から十分な運動やプールに通ったりしていたことで筋量があり
16歳近くの今まで歩けたのでしょうね。
飼い主さんが安心してお仕事に集中できるよう私たちも頑張ります(^^)/
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