majun(マジュン)ブログ

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犬猫が健康を害していく5段階

      2017/11/08

うちのペットホテルでは10歳以上の子もお預かり可能ですが
病院ではないため基本、健康なワンちゃんのみのお受けとなります。
ご希望いただく保護者の皆様にお応えしたく
お店の商売上、一頭でも多くお預かりしたいのですが
責任を全うできる可能性が低いと判断した場合は
できないお約束はせず、勇気を持って
お預かりのお断りさせていただいております。

ですが問題は
飼い主さんの「うちの子は元気です!」と、私たちが思う健康とは
必ずしも同じとは限らないことが多々あります。
そんな視点の違いも起こることから
10歳以上のワンちゃん、また時には10歳以下でも
私たちから見てワンちゃんの体調に「???」と、思う節がある場合は
動物病院さんで三カ月以内の血液検査の結果をご持参いただき
コピーをいただております。

 

なんでそこまで??と聞かれることもあるのですが先に申し上げたように
飼い主さんの【健康の定義】と私たちの【健康の定義】が違うことも少なくないことで
第三者によるプロの回答をもって判断させていただくわけです。

 

皆さんのお家のワンちゃんが健康!と思う指標はなんでしょうか?

 

私が不安に思う【健康】に対しての飼い主さんの定義、指標は

■ お散歩にも行ってるし

■ ご飯も食べてるし

 

あのぉ・・・・

犬がこれが出来なくなる頃は、かなりヤバイです、、、

 

かなりヤバくなるまでは健康!と呼ぶ方は問題ないと思いますが
知らなかったがゆえに安心していた・・・となるなら話は別です💦

 

『友重が判断する』健康を害していく過程を大きく5つに分けると

① 氣が歪む段階
② 数値に出る段階
③ 投薬や手術が必要な段階
④ 歩けない、食べれない
⑤ 死

 

あくまでも私が判断する過程ですが
①の氣が歪む状態から②の数値に出るまでの間は
各々で差があり、数日間の氣の歪みで数値に変化が現れる子もいれば
何年間、もしくは10年以上に渡って数値に出ない場合も。

 

健康を害し始めていると私が判断するのは①の段階です
ですが、これは一般的には目に見えないので(笑)
皆が目に見えるのが②の数値に出る段階ですから
この時点でmajunでは
健康とは呼べない判断材料とさせていたいております。

と、なると
③や④の段階では、とても健康と呼べないということになります。

 

ところが多くの飼い主さんは①、②、③の段階では

■ お薬を飲んでるだけなんで

■ 老犬だから普通って言われたので

と、日常生活に支障はないので健康だ!と主張される場合が少なくありません。

 

私個人的に好感を持てますのは
仮に病気であっても改善に向けて工夫と努力を厭わない人です。

その方によって各々の解釈、価値観があるので
病気じゃないと思おうが健康だと思おうがと構わない思いますが
『健康な子のみのお預かり』となる当店では上記の②以降は
元の状態のまま、ワンちゃんをお返しする責任を全うできると
お約束しきれないということになります。

 

このように健康という言葉1つとっても各々で定義が
同じと限らない事を認識しておかなければ
トラブルの要因となりかねませんね。

 

それにしても・・・・

私が肯定しかねるのは老犬になると普通って言葉。

 

 

老犬になると本当に諦めないとならないのでしょうか?

 

人間でも60代なのに元気な人
30代なのに病気がちな人がいるように
犬もシニアでも5〜6才レベルが居ても不思議じゃないと思いませんか?

 

諦めないとならないのは『現時点での自分が知りうる知識と情報では』
選択肢が手詰まりになったと言うだけで
この世の中に方法、手段がない!とイコールではない。
自分が知らないだけで、もしかしたら他にあるのかもしれない・・・

そう思う人には、ちゃんと次の扉が開くようになっているのでは?と思います♪
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