寝たきりにならない老犬
2019/06/28
老犬介護の施設があったり、老犬介護の資格があったりと
年をとってからの問題は人間だけではなくなりましたね。
昔の犬は今のように長生きしなかったようです。
野良猫、野良犬の寿命は5年前後と言われていますものね。
大切に飼われ、医学が発達し
長生きしてくれることは私たち飼い主にとって
この上ない幸せですが、寝たきりになってしまうと
犬自身も今までのように動けず、相当なストレスのようですし
人間も相当な労力や時間が伴います。
「理想の老犬」
希望は死ぬその日まで目が見え、耳が聞こえ
自分の足で歩け、楽しく走ったり
美味しい匂いを嗅いで美味しく自分の口で食べ物を食べ
痛い思いや苦しい思いをせずに眠るように逝く・・・
私は須崎動物病院で歩けなくなる犬たちを見てきましたが
犬達にとって行きたい場所に行けないことは
本当に悲しく辛いんだなぁと彼らを見てて思いました。
そして、食べるのがだ大好きだったのに
食べたいのに食べれない時の彼らの表情、目は
本当に悲しそうな目をしてました。
「理想の老犬の条件」
なんと言っても足腰です。
歩くことができれば血流も滞りにくい(^^)/
丈夫な足腰を保つには何も起こっていない若いうちに
筋肉がつくような運動をしていたのか？
それとも足に負担がかからないよう
運動をしない日々を送っていたのか？
私のお店に来る21歳の犬は18歳の時に歩く大切さを知り
18歳から、[あえて]坂道の散歩に切り替えていました。
結果、その犬の場合は坂道散歩に切り替えてからの
2毎年の血液検査内容が毎回、向上していたそうです。
「寝たきりにならないためにできること」
１つは運動。
もう１つは食事と私は考えます。
水分摂取量を十分に摂れる食事は代謝の良い身体を作れます。
そういう意味では「手作りごはん」は有益です。
自然界の食材を加工せずにそのまま利用すると
食材自体の水分は7割～9割であることから
手っ取り早く水分摂取量が上がります。
そして目に見えないですが
実は大切なメンタル面。
犬にとっての大きな楽しみ、捨てがたい目的を
持つ犬とボーっと過ごす犬の違いです。
刺激、「ワクワク」させてあげることです。
ボール投げが大好きな子、食べることが大好きな子
いつも同じ日常より変化のある日常のほうが◎
そういう意味でも手作りごはんは
色んな食材を使い、焼いたり煮たりと豊富な選択ができますね。
「老犬のワクワク食事とは？」
長らく多くの犬たちに手作りごはんを与えていると
「好み」というものが犬にも存在することを実感します。
鶏肉が好きな子、牛肉が好きな子、豚肉が好きな子
魚が好きな子、甘いものが好きな子・・・・
焼いたものが好きな子、煮たものが好きな子・・・
毎日、変わったものを与えるのではなく
たまにいつもと違うものを与えるとワクワクが増大するようですよ(笑)
我が家では「お子様プレート」にしてみたり
お弁当箱に入れて外で食べたりと飼い主も一緒に楽しんでます♪
ワクワクを目的とするならば手作りごはんは効果絶大(^^♪
更に運動量や体調に応じて食材も選べます♪
手作りごはん歴14年以上の我が家の15歳になる犬は
山の中の散歩がとーーっても大好き！
坂をドンドン進みます！「遅いなぁ！早く！」
鼻も足腰も元気がなので何かの臭いを感じると
隣りで2歳の犬が冷ややかに見るほど穴掘りに熱くなる15歳です(笑)
「一番、大切なこと」
仕事ができるのも遊びに行ったりできるのも
些細な日常の楽しい思いができるのも、
美味しいものを食べたりできるのも全て
健康があるからです。
健康がなくなれば、どんなに楽しいはずの事も
全く楽しめなくなるでしょう。
全てのベースとなる健康維持が
犬も飼い主さんも二の次になってませんか？
犬の健康も譲れませんが飼い主さんが体調不良になると
犬のことは愚か、自分のことすらストップです。
majunでは飼い主さんと犬がシェアーできる
犬の手作りごはん教室を毎月1回、開催しています。
犬も人も健康維持のカンタン食事作りをレクチャー(^^)/
（開催日時はお問い合わせくださいね）
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