犬猫の病気と口内環境の関係

2018/09/23 2019/06/28

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昨今、「犬猫に歯磨きなんて何で？？」と言う人は少なくなりましたが
歯磨きを行う目的（やる理由）は様々でケア方法も様々。
だから、その結果も様々なのが実情です。
色んな歯磨きがあり、色んな人が発信する情報やケア方法があります。

どのケアグッズでも自分の求める結果が得れているならヨシ！
どの歯磨き方法でも自分の求める結果が得れているならヨシ！です♪

極端な話、歯磨きなんてしてなくても結果を得れているならヨシ！
ご自身の望む結果を得れているなら、どの方法でも正解だと私は思っています。

『今の結果、満足できてますか？』

そんな場合は行動を続けず立ち止まってみるのも１つです。

最近、よく耳にする言葉に
「食べかすも詰まってないし歯石を除去してピッカピカ！」

確かに白い歯であることは気持ち良いことです。

この子も数日前に無麻酔で歯石除去をして
歯石が無くなった♪と、飼い主さんは喜んでらっしゃいました。

この子の歯ではなく歯茎を見てください！

歯茎の腫れ、締まり具合の違いです！

『菌は置き去りの歯磨きでいいの？』

歯石除去したあと、当店ペットホテルご利用のあいだの
11日間のケアを行ったことで歯茎の変化が見られます。
下の画像の歯茎は締まっていますが上の画像の歯茎は
腫れているのがわかるでしょうか。

歯石は除去したけれど有害な悪玉菌はそのままだからです。

歯石除去しても、また歯石が付くのはなぜ？

歯石が付いていないのに口臭があるのは何故でしょう？

歯石は付いていないけど、以前には気にならなかった
食べた後の犬猫の食器を洗う際、ヌメリが取れにくくなるのは何故？

犬猫の口の匂いは、こんなもの？
犬猫のツバは人間とは違う？

ではパピーのころから臭いましたか？
パピーのころから落ちにくいヌメリを感じてましたか？

年を取ったらこんなもの？
なぜ月日が経つと臭ってくるのでしょう？

『犬猫の命を縮める口内環境？』

歯石が付いてるだけなら可愛い我が子のこと、飼い主は我慢できます(笑)
口臭がきつくなるだけなら可愛い我が子のこと、飼い主なら我慢できます(笑)
今は元気だし、嫌がるし出来る範囲でいいっかぁ・・・

私は、そう思ってました(笑)

けれど
口内環境の悪化は口だけの問題ではなく
何が起こりうるか？を正しく知りました。

動物診療の現場に来る犬猫たちの色んな病気の子を15年以上、見続け
犬猫にも色んな病気があるんだなぁと知りました。

結石、アレルギー、皮膚病、胃捻転、腸の病気、てんかん、
アジソン病、クッシング、腎臓病糖尿病、エイズ、心臓病、
肝臓病、乳腺腫瘍、肥満脂肪種、疫介在性の病気、がん
白内障、緑内障、気管虚脱、くしゃみ、咳、etc

偶然なのか、
この子達の口内環境は９０％以上が、決して良いとは言えない状態でした。
決して口内環境が原因！と、言っているのではなく
こういう事実があるというお話です。

特に何らかの病気や体調不良がある子は口内ケア必須と私は考えます。

特に猫ちゃんの口内環境は大事と私は考えます。

昔の私が犬猫に歯磨きをする理由は
歯石にならないよう磨き残しなく磨くことでした。
だから面倒な日は・・・

嫌がるから、なかなかねぇ
忙しいし数日に1回でいいか～
1か月に1回は専門のところでキチンとやってもらってるから安心

と、思っていた私。

正しく知ったことで考えと行動が変わったわけです。

長らくご提供してまいりました私の口内ケア教室が9月開催分より
〝ワンランク上のペットのおうちケア専門ショップ〟の教室の１つとして
歯磨き教室(基本編/実践編・上級者向け知識/上級者向け実践・認定試験と
キッチリ丁寧に分けてお伝えできるようになりました。
何より、関西圏の方しか知っていただけなかった内容が
北海道〜沖縄の方までご利用いただけるようwebで受講も対応となりました！
認定試験も準備しておりますので自信を持ってケアしていただけますよ♪
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